【賃貸入門】不動産屋は教えない|2|初心者が内見前に確認すべきこと

この記事を読むべき人
  • 実家暮らしから独立する人
  • 久しぶりに賃貸物件を探す人
  • 賃貸物件の内見先で悩んでいる人

賃貸物件を選ぶコツがわからない内見先の候補が絞れない、そんな悩みは解決しづらいです。家族や友達に相談しても、解決に至るわけではありません。

私は9年間のうち、賃貸を5回契約した経験があります。ピークのときは年に10回内見をした結果、内見に不要なことがわかりました。

この記事では、内見先の選び方からアドバイスします。内見したくなる=物件に魅力があるという事ですから、コスト面での選定基準に気を付けましょう。ほかにある重要なポイントは築年数と通勤通学時間です。内見先を決めるなら事前準備が大事です。

これを読むと内見先を選ぶ基準がわかるようになります!内見はとても時間がかかるもので、我々は無駄な内見を防ぐことが大切です。内見前に物件のポイントを熟知することで、内見先の優先順位が決まり、物件契約までの道筋が明確になります。

まずはこの記事を見てから内見選定しましょう。必要な準備を念入りにすることで、内見での余計な時間を削れるようになり、賃貸契約までにかかる時間が短くなります。

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賃貸物件を内見する前に、毎月支払い出来るか確かめる

支払い金額を見ることは当たり前です。事前に支払計算が出来ないと賃貸契約まで時間がかかります。そういう人は内見して契約する段階になってから、

計算しない人
計算しない人

~契約直前~

え、この物件って月々の支払い額がこんなに多かったの!?

となります。まずはこれを防ぎましょう。こんなことをしていたら無駄に時間が掛かって損をしてしまいます。

この記事ではサンプルとして、私のケースと照らし合わせて説明します。私は物件候補として、下の4件の賃貸物件をピックアップしました。

物件名魅力度ランク支払い許容度希望ランク
〇〇アパート
コーポ〇〇
〇〇駅前マンション
リバーサイド〇〇
私の作った物件選別サンプルリスト

内見先の希望ランクとランニングコストを明確にする

候補物件がまとまったら、その中で希望ランクをつけましょう。ランクをつけるために必要なことは2つあります。

  1. 物件の魅力度
  2. 物件の支払額

1.物件の魅力度

物件の魅力度とは、自分がその物件に住みたくなるレベルです。十人十色だから一概には言い切りません。例えるなら下のようなもので表します。

  • 室内がきれい
  • キッチンが充実している
  • シャワールームが好み
  • ロフトの有無
  • 収納スペースがあるか
  • 最寄り駅から近いか


物件の魅力度を3段階でランク付けしましょう。ランクが高い順に上からAランクBランクCランク、この3つに格付けしましょう。段階が3つより増えると疲れてしまいます。

私のサンプルだと、このようになりました。

物件名魅力度ランク支払い許容度希望ランク
〇〇アパート
コーポ〇〇
〇〇駅前マンション
リバーサイド〇〇
魅力度のランク付け終了

2.物件の支払額

物件の支払額とは、月々の中で支払額の許容度です。支払い許容度には2種類あります。自分の中でコストボーダーを決めておきましょう。

許容度普通|予算想定内の支払

許容度限界|予算目一杯の支払

支払い許容度が普通であるなら問題はありません。
もし内見候補物件が許容度限界であるなら、先ほど決めた3段階ランクをひとつ落としましょう。

これで決まったランク、それが希望ランクとなります。

Cランクをランクダウンさせるなら内見候補から除外します。
身の丈に合わない物件だと割り切りましょう。

物件名魅力度ランク支払い許容度希望ランク
〇〇アパート限界
コーポ〇〇普通
〇〇駅前マンション普通
リバーサイド〇〇限界除外
支払い許容度・希望ランク付け終了

これで内見候補の希望ランクが完成しました!
内見件数は絞りたいです。2~3件の内見予約を取るようにしましょう。それ以上の予約を取ると内見だけで疲れてしまい、体がもたなくなります

一つの仲介会社にまとめて内見の予約を取る

内見でお世話になる仲介会社は一つにまとめましょう。仲介会社の数が増えると、内見のスケジュールがバラバラになってしまいます。そうすると、スケジュール調整が大変になってしまいますし、このような現象が起こります。

  1. 内見が別々の日にちになる
  2. 昨日見た物件の方が良かったのに、その物件は先約が入ってしまった
  3. 今日見ている、微妙な物件を契約せざるを得なくなる

9割以上の物件は、どの仲介会社でも案内できる

同じ仲介会社で、大体の物件は紹介できます。仲介会社は売り上げの為にも応えてくれます。拒否する理由がありません。

賃貸探し人
賃貸探し人

この物件紹介して!
隣の△△不動産にお知らせがあったよ!

と一声かけると、仲介会社は喜んで対応してくれます。仲介会社はライバルに売り上げを取られたくありません。結果的に私たちも効率が良くなって得します。

仲介会社を一本化することができたら、内見のスケジュールも一つにまとめやすくなります。仲介会社の担当者にお願いするだけで、お手軽にスケジュールを組んでもらえます

内見するなら一日にまとめるべき2つの理由

内見において、大変なことは2つあります。

1.内見は移動でたくさん時間を使う

内見で最も時間が掛かることは、内見への移動です。仲介会社の車で移動するから、道路状況次第では長時間待たされることもあります。
内見にかかる時間は長くても15分です。部屋の中はがら空きですから、そこまで見る場所もありません。だから疲れる原因は移動です。出来るだけ内見の数を少なくしましょう。

2.内見後の見積もり作成は2時間弱必要

内見が終わって、契約したい物件があるとそのまま契約書作成になります。仲介会社に集合してしまうと、帰る前に事務所で見積書を作らせてしまうことがあります。必要なことだから仕方ないですが、最高で2時間かかるので覚悟しておきましょう。

見積もり・契約書記入はメールや郵便で済むときもあります。

内見予約での質問事項

内見予約する時は、各サイトの問い合わせフォームから申請します。このフォームには個人情報の他、備考欄があります。

内見する時までに答えて欲しい質問があれば、この申請フォームの備考欄でお伺いを入れましょう。

前住んでいた人の入居期間

前入居していた世帯の入居期間によって、その物件の地雷度が推測できます。ここからは私の体験談です。

入居期間 =半年未満=

周辺に有料道路のインターチェンジがある場合、短期間入居がありえるから問題ありません。現場職人は非常に忙しく、短期間で工事仕上げては次の街に移ります。そういった人は移動手段が車で、利便性を重視してインターチェンジ沿いのアパートを契約します。

家賃が安い物件であれば注意が必要です。物件周囲の清掃具合を見ておきましょう。

まともな物件は、家賃が安くても清掃はされています。

入居期間 =1年未満=

判断が難しいケースですが、単身向け物件なら問題ありません。2人以上で入居できる物件であれば、1年未満で退去するのは珍しいです。

専有面積が広い物件で短期間転居があったら何らかの問題が心配です。迷惑になる家族が転居したか、隣が迷惑に感じて転居した可能性が高いです。

内見していて、騒音や嫌な感じがしたら入居を避けましょう

周辺での類似物件があるなら聞いてみる

内見した物件が、自分の希望に合わない事はよくあります。現地で立ち尽くすことになるので、前もって類似物件があるかどうかスタッフさんに聞いておくと良いです。思わぬ掘り出し物に巡り合った事があるので、この質問はオススメします。

管理人カジジ
管理人カジジ

私も同じ経験があります。
本命物件を内見したら、ビミョーと感じて再検索しました。

経験談です。不動産業界は情報の足が早く、このような経験があって助かりました。

不動産スタッフ
不動産スタッフ

この近くで、今月退去になる物件があるんですよ。
契約直前で空室なら見れますけど、どうですか?

というサプライズがありました。結果、その物件が希望に合致したから入居契約しました。
運の巡り合わせ次第になりますが、前もって聞いておいて損はしません。

この記事を読み終えたら内見して、入居する物件を決めましょう。

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